2009年2月8日日曜日

弥生時代:衝撃の新年代発表から・・・歴博グループ(毎日新聞)

ここの所、「イツコリ」を書くために弥生時代を検証していますが、大野晋先生の「日本語クレオールタミル語説」に行き当たりました。「弥生文明と南インド・岩波書店」では、言語学だけではなく、方形周溝墓や支石墓、円筒埴輪や稲のプラントオパールの存在や民俗学など多岐に渡って、南インドとの関連を詳述しています。さらに、諸条件から弥生時代を創始期をBC1000年頃と推定しています。
このことに関して2/6の毎日新聞夕刊には概略次のような記事がありました。
「弥生時代(稲の栽培をもって弥生時代の創始と考えると)は通説より500年も早いという国立歴史民俗博物館の放射性炭素14を使った年代研究が、2003年春の公表から6年になる。・・・・しかしこの新年代は日本列島の年代観を拘束する青銅器編年の見直しを促し、研究者の多くが弥生の開始時期を早く考える方に動いている。・・・・年輪年代法によって実年代の確実な日本産樹木による換算法の充実や、その中国版、韓国版との連携を目指していく。」 http://www.rekihaku.ac.jp/kenkyuu/news/index.htm
当然ながら、大野説にとって注目すべき記事でしょう。

 

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