ぼくは時々自分の心・感情の動きをずっと観察する。
「ああ、今、ぼくは怒っているな」「憂鬱な気分に襲われているな」、「だらけている気分だな」、「やる気がないな」・・・・そうやってチェックしていると、自分の感情が誰かに見られているような気がする。もちろんそれは自分なのだが、怒ったり、憂鬱になっている自分とは違うもう一人の自分のようだ。とても冷静で客観的な存在だ。
気分の波が手に取るように分かる。例えば、怒っている自分を見て「ハハハハ、そんなことでムカムカしているとは、まだまだだよ。バカじゃないの」などと批判する。
二重人格という病症があるが、ある意味ではそんな感じだ。
そうしたことを日々やってみているのだが、記念すべき驚くべき一日があった!
今年の一月二十六日だ。一日中、春の優しい陽射しの縁側にいるようだった。もちろん、仕事中のプレッシャーやトラブルやイレギュラーもあったし、また満員の通勤電車の中では、肘を張って携帯をいじる人、新聞を読む人など他の人に迷惑をかける人々もいた。等々、そうしたことは他の日同様あったのだが、その日は朝から身体が軽く、何があってもぽかぽかとした心地よい気分が一日中続いた。
いつそうした状態が途切れるのだろうかと、ずっと観察していたのだが、起床から仕事中まで途切れず、とうとう帰宅の電車に乗ってもそのまま持続し、夜ベッドに入るまで気分が良いままだった。心地よい眠りについたのは言うまでもない。
さて、次の日はどうかと早速観察をしたのだが、この日は普通に感情の波があった。ということで、それから毎日欠かさず観察を続けてきたが、どういうわけか(理由はあるが、秘密です)二月に入って、何があっても心は微動だにせず、気分のいいままという時間が増えて来た。不思議なことである。特に二月二日はほとんど一月二十六日の再現だった・・・・毎日がそんな感じになれば、これは凄いことだと思う。
ということで敢えてブログに記す次第である。
2010年2月6日土曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿