2010年8月8日日曜日

退院しました


手術で半月余り入院していました。
手術が終わって手術室から病室まで、車椅子を拒否して歩いたのですが、思い知らされました。体力が十分の一以下に落ちています。見栄をはってしまったため、やはり車椅子をなどとは言えません。いやあ、病室まで遠いこと遠いこと、点滴をぶら下げる車を押しながら歩きました。
手術の翌日どうしてもタバコが吸いたくなりました。ナースセンターはとぼけて通過できたのはまあいいとして、病院の敷地内全てが禁煙のため、病院の脇の道まで歩くことになりました。ところが、なんと歩道の縁石に足を持ち上げることさえできません。ずるずると歩くだけです。
身体にメスを入れると、ずいぶんと体力が落ちるとは聞いていましたが、予想以上でした。
今も皮膚をえぐった場所はぽかんと穴が開いたような状態なのですが、それにしてもなぜこんなに体力が落ちるのでしょう。不思議です。

さて、神秘的な話を二つほど・・・・。
入院前にある親しい人(よく幽霊を見る人です)に電話を入れたのですが、お出にならなかったため、再度電話をすることなく入院してしまいました。
・ ・・で、退院して電話をしたところ。
「ああ、入院は聞いていたけど、江部さんはぜんぜん大丈夫だと分かったよ」
と言います。当然その訳を聞きました。
「いやあ、初めてだよ、生きている人の幽霊を見たのは」
と言うではありませんか。
「入院しているはずの江部さんが家の前にいたんで、不思議だなあと思いつつ声をかけたら、軽く笑って会釈して行っちゃったんだな。ああ、これが生き霊かあ、と思って、なんだ笑っていたから大丈夫なんだな、と思ったよ。」
もちろん、ぼくは彼の家に行ったことはありません。ただ、彼に知らせずに入院してしまったことが、なんとなく気がかりだっただけです。入院中も電話をかけたのですが、やはり電話にお出になりませんでした。

次の話をここに書こうと思ったのですがやめます。
だから、二つの話のうち一つだけにしました。

このサイトを訪れてくれる皆様には大変ご心配をおかけしましたが、どうやら転移ということもなく切除だけでこの病気は完治しそうです。ありがとうございました。
写真は縄文時代の知られていない貝塚の跡で、しかも古墳時代の製鉄の材料である高師小僧の採れる場所です。この時は小原と一緒でした。なんとなく影が生き霊的だったので、ここに置きました。

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