2010年9月20日月曜日

時空を超えた「場」は「あの世」のこと?「イエス・ノー・リーラー」から

拙著「イエス・ノー・リーラー」の原稿を再チェックしているのですが、第三章の一部をここにおきます。ご興味ございましたら・・・本ができたらよろしくお願いします。絵はコンテンポラリー・ダンスでLila dance です。

 「さて時空を超えたシェルドレイク氏の形態形成場の概念は少しも新しいものではない。新しいどころか、古代から連綿と伝えられている!

それが最先端科学者の研究と一致するというのも妙な感じだが、「時空を超えたフィールド」というならば、宗教用語の「向こう」「彼岸」「あの世」「霊界」「天国」「地獄」というニュアンスと同じではないか!

我々は向こうのフィールドから遺伝情報をダウンロードしながら誕生するということになると、我々は死に際でなくても、始めからあの世(向こうのフィールド)に片足突っ込んでいることになる。さらに形態形成が完成して、この世に生まれ落ちてからも、記憶や遺伝など物理科学的に解明できないたくさんの事柄に関して、向こうのフィールドと常時情報を交換していると考えざるを得ない。そして肉体が滅びるとこちらのフィールドでは生命現象の終焉となる。しかし・・・・。

ホームページを作ったことがある人なら、ここでアッと気がつくだろう。ホームページはパソコンで作ったファイルをサーバーに送って公開するもので、パソコンが完全に壊れてしまってもサーバーにはそのホームページがそのまま残っている。あれっ、人間にとって、もしそういうフィールドがあるなら、肉体が滅びても向こうのフィールドにそっくりそのまま情報が残っていることになる。すると人間は死んでも向こうのフィールドに残る・・・。というより、こちらのフィールドはあちらのフィールドに依存しているのだろうから、あちらの方が主体でこちらこそが仮の姿であるとも言える。サーバーから個々のパソコンにダウンロードされたものがわれわれ個々人であると考えてもいいだろう。」

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